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第6回 沿岸部合同津波避難訓練を実施しました

記事ID:0011449 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

11月5日(日曜日)、宮崎県の総合防災訓練が児湯地区で開催されたことに伴い、本町では、沿岸部の3地域(中央地区、東地区、通山地区)合同で津波避難訓練を実施しました。

午前10時15分に日向灘沖を震源とするM(マグニチュード)9.0、震度7の地震が発生したとの想定で行いました。大津波警報が発令され、Jアラートから防災行政無線で住民の方へ避難を促す放送が流れると、それぞれ地区の避難場所へ避難を行いました。

例年、時期を違えて実施している各地域の訓練を合同で実施したことで、より現実に即した訓練となり、警察や消防団など関係機関との連携内容も確認することができました。

また、JR九州宮崎支社協力の下、JRとの避難訓練も合わせて行いました。車両から降車し、川南駅付近の避難場所まで実際に避難をしてもらい、避難ルートや避難時間などを確認しました。

避難訓練終了後には、川南漁協前で災害用炊飯袋を用いた炊出し訓練も行い、非常食を実食しました。

近いうちに発生が予想されている南海トラフ地震や日向灘地震による津波対策として、避難訓練の重要性や日頃からの備え、また、「自分の身は自分で守る」という災害の基本を再確認するよい機会となりました。

 

避難訓練の様子

 

川南町で想定される地震・津波

 

 

地震名

<南海トラフ巨大地震>

*川南町での想定

<日向灘地震>

*宮崎県全域での想定

*宮崎県地域防災計画参照

最大震度

7(M9.0)

*東日本大震災クラス

6強(M7.6)

最大津波高

13m

6m

第1波到達時間

20分

短時間(早いところで12分)

その他

・地震の震源域は、東海から九州までの広範囲に及ぶと予測されている。

・今後30年間の間に70~80%の確率で発生する。

・津波の高さは、南海トラフ地震より低いが、震源が近いため発生から短時間で津波が到着するおそれがある。

・今後30年以内にM7.6前後の地震が10%、M7.1前後の地震が70~80%の確率で発生する。

 

 

震度※ 7ってどれくらい?  

  • 立っていることができず、はわないと動くことができない。
  • 揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。
  • 固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたり、飛ぶこともある。

※震度とは、地震による揺れの大きさを数値で表したもので、震度0から震度7まで10段階ある。震度7が最大

 

地震に対する備え

  • 家具類の転倒、落下、移動防止の対策をしておこう。
  • けがの防止対策をしておこう。(懐中電灯やスリッパなどを身近に準備しておく。)
  • 家具や塀の強度を確認しておこう。(1981年(昭和56年)以前に建てられた家屋は、新耐震基準を満たしていないので倒壊するおそれあり。)
  • 非常用持出品(避難バック)を準備しておこう。
  • 食料品(家族の人数分×最低3日~7日分)を備蓄しておこう。
  • 飲料水(一人一日あたり3L×家族の人数分を最低3日~できれば7日分)を備蓄しておこう。