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第5回 津波避難訓練(沿岸部3地域合同)を実施します

記事ID:0011179 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

令和5年11月5日(日曜日)に、宮崎県の総合防災訓練が児湯地区で開催されることから、その訓練の一環として、本町では、沿岸部の3地域(中央地区、東地区、通山地区)合同で津波避難訓練を実施します。

例年、時期を違えて実施している各地域の訓練を合同で行うことにより、より現実に即した訓練となりますので、対象地域にお住まいの方は、参加をお願いします。

また、津波避難訓練終了後には、川南漁港内において炊出し訓練を行いますので、併せてご参加をお願いします。

なお、県総合防災訓練のメイン会場である高鍋町小丸河畔運動公園河川敷では、模擬災害現場による訓練のほか防災展示などもありますので、お時間のある方はご見学ください(午前中開催しています。)。

この訓練で、災害に対する基本的な考え方である「自分の身は自分で守る」ことの大切さを再認識し、地域の防災力向上を図りましょう。

※今回実施する訓練の内容は、次のとおりです。

No

訓練内容

参加(地域)者等

(1)

津波避難訓練

通山地区(通浜自主防災会)

中央地区(中央地区自治公民館)

東地区(東地区自治公民館)

(2)

炊出し訓練

通浜女性防火クラブ、津波避難訓練参加者

(3)

物資輸送訓練

町職員(財政課)

(4)

JRとの合同避難訓練

町職員及びJR九州宮崎エリア運行関係者

●津波避難訓練  

日  時:11月5日(日曜日)10時から10時50分まで

実施地区:中央地区(井手の上地区、高森地区、松原地区、菅原地区の一部)

     東地区 (伊倉地区、黒鯛地区、高下地区、浪掛地区)

     通山地区(通浜地区)

 

●炊出し訓練  

日  時:11月5日(日曜日)10時50分から12時まで

場  所:川南漁港内

参 加 者:津波避難訓練参加者

協力団体:通浜女性防火クラブ

 

津波の危険から身を守りましょう

揺れを感じたらすぐに避難

●海岸沿いにいるときに地震が発生した場合、最も警戒すべきは「津波」です。津波の危険地域では小さい揺れでも、揺れを感じなくても、地震の発生を知ったら、まず避難を最優先にしましょう。

●津波の前には潮が引くとよく言われますが、前触れとして必ず引き潮があるとは限りません。引き潮がなくても、押し波が襲ってくることもあります。津波がくるかどうかを確かめに海へ行くのは絶対に止めましょう。

●津波は何回も押し寄せたり、複数の波が重なって高くなったりすることもあり、最初の波が一番高いとは限りません。いつ最大波がくるかわからないため、津波注意報や警報が解除されるまで避難場所にとどまることが大切です。

30cmの津波もあなどれない

●津波は風によって海面付近の海水が動く「波浪」とは違い、海水全体が塊のように動くエネルギーが大きい波です。そのため、たとえ30cm程度の津波であっても、速い流れに巻き込まれ、身動きが取れなくなる危険性があります。

内閣府では津波に巻き込まれたときの死亡率について分析しており、浸水30cm以上で死者が発生し始め、浸水1mでは死亡率が100%に達すると推計されています。

●津波の高さと脅威レベル

30cm~50cm:車やコンテナが浮き出す
50cm~70cm:健康な成人も流され出す
70cm~100cm:立っていることなどできず、大きな漂流物にぶつかるなど死亡確率は高い

 

遠いところより高いところへ

●揺れを感じたり「津波警報」を見聞きした場合は、すぐに海岸や河口から離れ、できる限り高い場所へ避難しましょう。津波がくるまでの時間が不明だったりわからなかったりするときは、「遠く」よりも「高い」場所を目指してください。

徒歩での避難が原則

●津波のおそれがあり高台へ避難する場合は、徒歩での移動が原則です。東日本大震災では、 生存者の6割が自動車で避難したことがわかっていますが、そのうち約3分の1の人は避難する際に渋滞が障害となったと答えています。
避難所が遠い場合や高齢者など車による避難に頼らざるを得ない場合を除き、徒歩で避難するようにしましょう。