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大人が変われば子どもも変わる県民運動について
公益社団法人宮崎県青少年育成県民会議では、「子どもは社会を映す鏡」と考え、「大人が変われば子どもも変わる県民運動」を推進しています。
趣旨
子どもたちは次代を担う社会の宝です。子どもたちが、多くの温かい人に支えられながら、豊かな心や社会性、個性や創造性を育み、夢を持って成長することが私たち県民の願いです。
しかし、深刻化する青少年問題の背景の一つとして、規範意識に乏しい大人社会の風潮が指摘されています。「大人が変われば子どもも変わる」県民運動は、そのような大人自身の姿勢や大人社会の在り方を省みて改善することをめざして推進します。
「大人が変われば子どもも変わる」県民運動の進め方
(1)まず、大人自身が変わりましょう。
青少年が健やかに育つには、親や大人の役割や責任が大きいことを広く認識し、自らの生き方を見直し、子どもたちの手本になるように心がけましょう。
具体的な行動 (例示)
ア 自分自身の言動や身だしなみを省みて、大人としての資質を向上させましょう。
- (ア)大人同士が明るいあいさつをしましょう。
- (イ)相手の立場をふまえたていねいな言葉遣いを心がけましょう。
- (ウ)自らの身だしなみに気を配りましょう。
イ 社会のルールを守り、公衆道徳の向上を図りましょう。
- (ア)公共施設の“利用のきまり”を守りましょう。(体育館・公民館・プール等)
- (イ)交通ルールを守りましょう。(歩行者、自転車、自動車)
- (ウ)公共交通機関の利用のマナーを守りましょう。(JR、バス等)
(2)「地域の世話やきおじさん・おばさん」になりましょう。
「地域の子どもは、地域で守り、はぐくむ」を合い言葉に、大人が子どもたち一人一人を温かく見守りながら、時に励まし、時に注意することにより、地域の連帯感と教育力を高めましょう。
具体的な行動(例示)
ア 子どもたちに温かい声をかけましょう。
- (ア)「行ってらっしゃい」などの声をかけ、顔見知りになりましょう。
- (イ)「善い行い」を見かけたら、心から褒めてあげましょう。
- (ウ)「危険な遊びやルール違反」を見かけたら、ためらわずに注意しましょう。
イ 子どもたちを事故や犯罪から守りましょう。
- (ア)地域の目で子どもたちを見守りましょう。
- (イ)子どもの目線で地域の安全を確かめ、安全に過ごせるようにしましょう。
- (ウ)子どもにとって“危険”なことがあれば、警察等、関係機関に連絡しましょう。
「一団体一実践活動」による実践
青少年育成県民会議では、「大人が変われば子どもも変わる」県民運動をすべての地域に浸透させ、青少年健全育成の機運を醸成することを願い、市町村民会議をはじめとする関係機関や団体の皆さんに、「一団体一実践活動」を提唱します。
「一団体一実践活動」は、関係機関や団体がテーマを定めて、「大人が変わる」ことや「子どもを見守る」ことをめざすものです。
「一団体一実践活動」の具体的事例
ア「朝のさわやかボランティア」 事業所等の活動事例
始業前に、仕事場や付近の道路等の清掃美化活動に取り組む。
イ「花いっぱい運動」 地区での活動事例
地域の公園や道路で「花いっぱい運動」を展開する。
ウ「さわやかあいさつ運動」 各職場等での活動事例
- “あいさつ”で職場環境を明るくする。
- 来訪者に“心のこもったあいさつ”をする。
大人が変われば子どもも変わる県民運動[Wordファイル/163KB]
お問い合わせ先
宮崎県福祉保健部こども家庭課内 公益社団法人宮崎県青少年育成県民会議
電話番号 0985-26-7041 ファックス番号 0985-26-3416
川南町青少年健全育成協議会