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「高鍋神楽」が国指定重要無形民俗文化財へ
「高鍋神楽」が国指定重要無形民俗文化財に!
令和8年1月、国の文化審議会が「高鍋神楽」を国の重要無形民俗文化財に指定するよう文部科学大臣に答申しました。
川南町で新たに文化財が国指定されるのは、昭和49年に川南湿原植物群落が指定されて以来、52年ぶりです。
高鍋神楽は、昭和44年に宮崎県無形民俗文化財、昭和53年には国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として選択されていました。
このことから、令和2年度から4か年にわたって高鍋町、新富町、木城町、川南町、都農町の各教育委員会が合同で高鍋神楽記録作成調査事業を文化庁及び宮崎県教育委員会の補助を受けて実施しました。
令和6年3月には『高鍋神楽調査報告書』を刊行しています。
「高鍋神楽」とは
高鍋神楽は、川南町域を含む旧高鍋藩域に継承される神楽で、比木神社(木城町)、都農神社(都農町)、三納代八幡神社(新富町) をそれぞれ伝承拠点とする比木神楽、都農神楽、三納代神楽の総称です。
高鍋神楽は、18世紀後半以降、藩の公的記録に多く記載され、藩の立願や願成就の神楽として斎行されていたことが知られています。現在は、各神社祭礼のほか、高鍋町、新富町、木城町、川南町に鎮座する六社が毎年輪番で行う「六社連合大神事」で舞われています。
六社連合大神事は、高鍋藩の初代藩主・秋月種長(あきづきたねなが)公の姫君が大病を患った折、藩に仕えていた大寺余惣衛門(おおてらよそえもん)が比木神社へ千日間参拝し祈願し続けたところ平癒し、報恩感謝のため神楽を奉納したことが「神事(かみごと)」のはじまりであり、これが六社連合大神事の原型とされています。




