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新型コロナウイルス感染症についての注意喚起
中華人民共和国湖北省武漢市において、令和元年12月以降、新型コロナウイルス関連肺炎の発症が報告され、その後、日本を含め世界各国からも発生が報告されています。
最新の情報は、次の厚生労働省または宮崎県のホームページを御覧ください。
(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html<外部リンク>
(宮崎県)
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/covid-19/index.html<外部リンク>
コロナウイルスとは?
- 「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」はコロナウイルスのひとつです。コロナウイルスには、一般の風邪の原因となるウイルスや、「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」ウイルスが含まれます。
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感染可能期間は症状があるかどうかにかかわらず、発症2日前から発症後7~10日程度と考えられています。
新型コロナウイルス感染症の感染経路
新型コロナウイルスは、飛沫感染と接触感染により感染するといわれています。
飛沫感染
感染症の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と 一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染することを言います。
接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染することを言います。
重症化すると肺炎になり、死亡例も確認されているので注意しましょう。
特に高齢の方や基礎疾患のある方は重症化しやすい可能性が考えられます。
新型コロナウイルス感染症を防ぐには
手洗いと咳エチケットの実施がとても重要です。
[手洗い]
- 石けんを使って丁寧にこすり洗いをし、水で洗い流します。
- 手洗い後はペーパータオル等を使って手を拭きます。タオルを使用する場合は、毎回タオルを交換するか、清潔な個人用タオルを使用します。
- 水道の蛇口は、手と一緒に洗うかペーパータオルを利用して締めると手の再感染を防げます。
咳エチケット
- 咳、くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用する。マスクをもっていない場合は、ハンカチ、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れる。
- 鼻汁、痰などを含んだティッシュはすぐゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗う。
- 咳をしている人にマスクの着用をお願いする。
マスクについてのお願い
- 現在、予防用にマスクを買われている方が多いですが、感染症の効果的な予防には、風邪や感染症の疑いがある人たちに使ってもらうことが重要です。
- 風邪や感染症の疑いのある人にマスクを届けるために、必要な分だけ買うようにしましょう。
- 使い捨てマスクがないときは、ガーゼマスクやタオルなど、口を塞げるもので飛沫を防ぐ効果があります。
新型コロナウイルスに関する相談窓口
以下のいずれかに該当する場合には、すぐ御相談ください。(これらに該当しない場合の相談も可能です。)
- 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
- 重症化しやすい方(※)で発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある方や 透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
- 上記以外の方で、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
症状が4日以上続く場合は必ず御相談ください。
症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。
妊婦の方については、念のため、重症化しやすい方同様に、早めに御相談ください。
新型コロナウイルス感染症健康相談センター(24時間対応)
0985-78-5670
聴覚に障がいがある方や音声による相談に不安がある方は、Faxでの相談ができます。
【Fax番号】0985-44-2616