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町勢要覧1(トップページ)
町勢要覧2007
用水ひけひけ尾鈴の水を原に広漠果て知れず
ひとたび水に潤えば人も草木もよみがえり
春悠々と鳥うたい秋金色の野と化せん
用水ひけひけ尾鈴の水を原に住まんと民が増す
天のもと草伏す日木枯松にほゆる夜は
思わず君移住者の草創の感切なるを
川南開拓史より
昭和四〜五年頃、川南小学校でよく歌われていたらしい。原野に挑む人たちの喜びや願いや決意のようなものがわき上がってくる。そんな開拓者魂が連綿と受け継がれ、今もなおこの町に息づいている。沖縄から樺太まで日本中から夢を携えてやってきた人達の・・・。挫折と挑戦を繰り返し「いつかきっと・・・」を成し遂げた人たちの・・・。だからこの町には、包み込むような不思議なあったかい空気が流れているのかもしれない。あたたかいのは土地柄と人柄です。