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カモシカを見かけたら
「ニホンカモシカ」について
「ニホンカモシカ」は、日本固有の種として昭和9年に天然記念物に指定されましたが、
個体数が減少し、昭和30年には特別天然記念物に指定されました。
九州地方では、宮崎県・熊本県・大分県の3県に生息しているとされており、
川南町でもカモシカの糞塊や目撃情報があるなど、その生息が確認されています。
しかし、平成30年度から令和元年度にかけて行った調査の結果、
生息頭数は約200頭と推定され、25年前の調査と比較すると約10分の1に減少しており、
絶滅の危険に瀕している状況です。
もしカモシカを発見したら・・・
生きたカモシカを発見したとき
騒いだり、捕まえようとはせず、発見した場所を川南町教育委員会(電話:0983-27-8020)に連絡してください。
可能であれば、写真を撮影してください。
目撃情報は、生息情報に関する貴重な情報です。ご協力をお願いします。
山や山林で、罠や防護柵にかかったカモシカを発見したとき
罠などにかかって動けなくなったカモシカは、急速に衰弱していきます。
生きている場合は、川南町教育委員会にすみやかに連絡してください。
なお、罠を外す作業を1人ですることは大変危険ですので、絶対に行わないでください。
死亡しているカモシカを発見したとき
カモシカの死体を発見した場合についても、川南町教育委員会にご連絡をお願いします。
なお、死体については、交通の妨げになるなどのやむをえない場合を除き、そのままの状態にしていただきますようお願いします。
詳しく知りたい方は
宮崎県文化財課では、カモシカ保護啓発用のチラシを作成しております。
こちらもぜひご覧ください。